高校受験まで残り1か月!今から勉強すべきこと、やるべき事とは?【千葉県】
最後の模擬試験も終わり、私立高校の受験も大体終え、
いよいよ公立高入試まで残り一か月!
本番後に悔やまないために、
・今のうちに気を付けて勉強すべきこと
・今から出来ること
をお伝えします!
(千葉県公立高入試用に作成してはいますが、他県でも応用できる所は参考にしてみてください)
目次(タップで移動)
科目別勉強法
本番が差し迫る中では、点数の伸びしろが大きい教科に時間を割くことが大切!
以下、科目ごとの対策を参考にしてもらえたら嬉しいです。
国語 過去問を何度も解き、時間配分の感覚を掴むこと!
千葉県の公立高入試では、英語だけでなく国語も聞き取り問題があります。
特に、終盤の作文や古文まで解ききらないと、点数がもったいないです。
本番はとても緊張するもの。
少しでも時間に余裕ができるように、繰り返し徹底して過去問を練習しましょう。
時間を測り、おおよその時間配分や解く順番を考えて、試行錯誤するのが良いですね。
また、論説文や小説文の問題は、引っ掛かりやすいように作られています。
皆が思いがちだったり、一見常識とされているような選択肢が、引っ掛かりやすいです。
自分の先入観を極力省き、文の中から解答の根拠を探すようにしながら解きましょう。
数学 点数にしやすい問題から解くこと!

数学は、問によって難易度と所要時間が大きく変わります。
配点が高く、解きやすい(正答率が高い)問題から解くことが大切です。
それはズバリ、大問1,2。そして大問3,4,5のそれぞれ最初の問題。
これらだけでもしっかり正解すれば平均点に到達する事は可能です。
平均点を目指す人は、その辺りの問題をまず徹底練習しましょう。
特に、大問1の計算問題は30点中25点以上(6問中5問以上)が目標です。
数学が苦手な人ほどここをしっかりとれるように頑張りましょう。
練習には、とても薄く、計算の基礎が学べるこちらの問題集がオススメです!
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最後に、過去問を解いて練習しましょう。
計算ミス、転記ミス(問題→計算用紙、計算用紙→解答用紙)に気を付けること。
また、方程式や関数の問題は、自分で答えが出せたら確かめをしましょう。
答えを元の問題に代入し、正解かどうか確かめられます。
最後に、全体の時間配分に気を付けること。
見直しをする時間を確保するようにしましょう。
英語 単語や熟語を頭に入れ、過去問(長文)を徹底練習!

単語や熟語を知らなくても、前後の文脈から意味を類推できることは大切です。
しかし、入試では、文章量も多く、英作文もじっくり解きたいところ。
出来るだけ、単語や熟語(語彙力)は身に着けておきましょう。
月並みですが、過去問や長文に多く触れ、分からない単語や熟語表現に出会うこと。
それらをノートにまとめておくなどして語彙力向上に努めましょう。
また、文法は、中1~中3の教科書で一通りおさらいしましょう。
定期テストで一度は学んだので復習しやすいはずです。
千葉県では並べ替え問題もでますが、こちらの問題集などで練習しておくと良いです。
時間が足りない、という人は、長文を読むスピードを速くしましょう。
英文は、後ろからではなく、適度に区切りながらそのまま前から訳しましょう。
英語のまま情景を頭の中にイメージできるまで、読み慣れておきましょう。
理科 まずは、知識が問われる問題を、確実にとれるように!

千葉県の理科の入試問題は、毎年4つの分野(生物、化学、物理、地学)から均等に出題されます。
数学や英語と異なり、理科や社会は、理解した内容が出題されれば、点数になりやすい教科。
総復習できる薄いドリルで、苦手分野を把握し、知識問題は一通り出来るようにしましょう。
余裕があれば、計算を伴う問題も、過去問や分野別問題集などで出来るようにします。
社会 ノートまとめなど、自分に合った方法で知識を習得!

理科と同様、社会も、理解した範囲がそのまま出題されれば、点数になりやすい教科。
また、地理、歴史、公民から均等に出題されています。
総復習できる薄いドリルで、苦手範囲を把握し、知識問題は一通りできるようにしましょう。
知識の習得については、
・ノートに自分なりに(イラストなど自由に)まとめる。
(場合によっては無地の白紙ノートも可)
・重要部分を赤ペンで書き、赤下敷きで隠して覚える
・まとめたノートを、ボールペンで繰り返しなぞって覚える
・寝る前に学習して、翌日起きたときに覚えているか確認する
など、自分に合ったやり方で知識を蓄えておくと良いでしょう。
高校受験で培ったオリジナルの勉強法は、一生もの。
大学受験や、社会人になっても資格習得などで役立つはずです!
最後に

残り1か月間での勉強内容は、受験本番の時にも頭に残っていることが多いです。
最後まで諦めないようにしましょう!
ただし、前日までには、大体の勉強を終えること。
当日の持ち物や服装などを用意して、リラックスして臨めるようにしましょう。
もちろん、当日雪が降る事もあるぐらい、1年でも寒い時期です。
食事・睡眠も出来るだけしっかり心がけましょう。

当日は、過去問と異なる目新しい形の問題に出くわすことがあります。
しかし、そんな時は、条件はみな同じと考えましょう。
教科書から出ている事に変わりありません。落ち着いて丁寧に解きましょう!
また、「あれ?こんな問題勉強したっけ?」みたいなことが、おきることも。
国語でも書きましたが、解答となる根拠は必ずどこかにあるはず。
問題文にヒントが隠されていることもあるので注意しましょう。
試験と解答が公開されるのが公立高校入試ですから、間違いがあっては大変です。
しかし、ごくまれにそのような時は、全員正解とするの、ような処置もあります。
いずれにせよ、あまり深刻にとらえず次の問に進みましょう。
今までやってきた事を信じ、実力を出し切ることに専念してください!
ここまで読んで頂いた上で
長文でしたが最後までお読み頂きありがとうございます。
日々の勉強に活かしてもらえたら嬉しいです!

およそ80年の人生では、高校受験は、人生の通過点に過ぎません。
必ずいずれは過去の出来事になります。
しかし、そこに意味を持たせるのは、これからのあなた次第。
どのような結果でも、得られるものはあるはず。
受験勉強で培った経験を活かし、“今”を充実させて、成長していって下さい!
最後までお読み頂きありがとうございました!