旅行の目的は?なくても良い?なぜ行く?疲れないためには?

2023-03-25

当ブログでは、節約して旅行に行く事を推奨しています。
でも、そもそもなぜ、人は旅行に行くのでしょうか。
今回は、旅行の意義や目的、疲れを感じない旅行にするため出来ることを、まとめてお送りします。
この記事はこんな人にオススメです!
・なぜ旅行に行くか分からない方
・時間に余裕がある方
・旅行に行くと疲れてしまう?と考える方

なぜ旅行に行く?

そもそも、なぜ人は旅に出るのでしょうか。
日常生活をだけでも良いはずですよね。
気にならない方は読み飛ばして頂いて構いません。
お伝えするのは、あくまで当ブログとしての見解。
人それぞれの考え方があって良いと思います。

未知への本能ー知的好奇心ー

そもそも人が人として生来持っている本能、知的好奇心が大きいと思います。

即ち、自分がまだ得ていない情報を、様々な体験を通して、刺激を得ようとすること、です。

 

「実際に行ってこの目で見てみたい」

「行ってみたらどんな感情が沸き起こるのだろう」

など。

 

疑問が浮かぶ人

 

個人的には、新たな場所を知ると、なぜこういう景色に至ったんだろう自然と思考が巡ります。

そして、とても清々しい気持ちになります。

そういう意味では、旅は癒しとも言えるかもしれません。

また、飛行機、新幹線、夜行バスなど、生まれて初めての交通手段に触れるのも良い経験ですよね。
初めて路線バスに乗って、降車ボタンを押す時は、とてもドキドキしたものです。
設備や技術はもちろんのこと。
携わる大勢の人達、行き交う大勢の旅行客、さらには夜通し働く夜行バスの運転手の方々など。
色々な人の支えや、人生に触れる経験となります。

また、これも私事で恐縮ですが、飛行機の窓からの景色、特に夜景が印象に残っています。

自分がよく知る場所や、都会などの風景と、窓からの景色を重ね合わせることはとても良い刺激になりました。

日常生活の向上

旅とは、今の自分の日常生活を向上させるもの、とも言えそうです。
旅は、日常からの劇的な変化であり、開放とも言えます。
周囲との関係を一時的に断ち、単身、新鮮な環境に心身を投じます。
日々がんばっている我々とって、リフレッシュともいえ、あるいはご褒美とも言えるでしょう。
旅行先での写真などは、良い記念にもなりますよね。
自由にくつろぐ男性
さらに、日常から離れることで、普段の自分や生き方を客観視することもできそうです。
再び私事で恐縮ですが、13歳の時、父親と1週間オーストラリアに旅行し、自宅に帰ってきた時。
「ああ、自分という人間は、日本という国の、この場所で、生きているんだな」
と、とても深く実感し感動したことを覚えています。
人によっては、そうした客観視の末、反省に到達する事もあるかもしれません。
旅行後、心機一転、身の振り方を変えることもあるでしょう。
移り変わる景色の中で、変わらない自分や、自分の考え方などを、再発見できるのではないでしょうか。

今しかできないこと

今だからこそできること、今しかできないことは、良くも悪くも確実にあります。
また今度、は、ないかもしれないのです。
例えば、今読んでくださっているのが、社会に出る前の学生さんだとしたら。
1週間空けて旅行に行くのは、社会人になってからでは色々な事情で難しいかもしれません。
これも私見ですが。学生の旅行では、自分が将来住む場所、肌に合う土地を見つけられるかもしれないと思います。
国内で10以上の都道府県を観てきた拙い経験ですが、よく見ようとすると、その土地ならではの文化や風習、雰囲気が必ず存在するのです。
もちろん、自分の故郷や、今の居場所を大切にする姿勢も大切。
ただ、仮に今後、今の場所でうまくいかなかったとしても、
「(ここでなくとも)外にはこれだけ可能性がある」
「(場所にこだわらなければ)自分はきっと生きていける」
という、自信と安心感に繋がり得ると思うのです。
ガッツポーズをする学生
例えば、今は学生で、お金がなくて忙しくかったとしても、
たった11万円あれば旅行は出来ます。
具体的には夜行バスでの往復です。
往復6000円くらいで済んでしまう事もあります。学生さんは、人生経験として、一度は試して頂きたいと思います。
ただし、夜行バスは長時間座る事になるため、腰痛などにはご注意です。

人生で年を重ねていて、かつ、一番若いのは今

人生とは、本当にいつ何があるか分かりません。
がんとはじめとする病気(特に症状が外に現れにくいもの)、ウイルス、不可抗力な交通事故、戦争、等々。
恐怖心を煽るつもりはありませんが、たまたま今この場所が安全なだけで、突然、命の残り時間が限られてしまう可能性は、誰しもあります。
行ってみたい場所があって、物理的に行けるなら、行っておくのが良いでしょう。
出来るなら、出来るだけ早く。
そのほうが後悔は少ないと思います。
あるいは、年を重ねて気力や体力が衰え、行きたくても行けなくなってしまうかもしれません。
旅行に行くと、内外の発見を通じ、より心が豊かに、謙虚になれます。
“自分はこれで終わり、もう十分”
と思うより、
“まだまだ学べることがある、やれることがある”。
成長の余白を持てるほうが、精神的に若いと言えます。
さらに、心と身体は繋がっているので、結果的には身体的にも、より若々しくいられるはすです。
旅行を楽しむ女性

人生=旅という考え方

日本人の中では、歴史的偉人として、生涯旅を続けた松尾芭蕉が有名ですね。
(ここではその詳細は割愛します。)
あくまで私見ですが、いつかは死ぬことが定められている私たちにおいては、
人生とは 死ぬまでのこの世での旅

とも言えそうです。

他にどのような考え方、解釈があるかは、皆さん次第だと思います。

旅行で疲れてしまう?

自信がなくて悩む人

ここまで、旅行に行く理由を考えてきました。

しかし、疲れてしまうから旅行したくない、という人もいると思います。

原因と対策を考えていきます。

 

人と一緒だから疲れる。

誰かと一緒の旅行だと、気遣いをして疲れてしまうのかもしれません。
疲れている犬
出来たら、お互いに気兼ねなく、気軽に感想をシェアし合える人と行くのが望ましいですね。

そういう人が身近にいないという人は、それまでは一人旅をしてみるのはいかがでしょうか。

1人で充実した時間を過ごすことも、大事な1つのスキルです。

また、自分を大事にし、磨き、心が求めていれば、自然と同行したいと思える友人と出会えるはずです。

 

目的と主体性

疑問が浮かぶ人
この旅行の目的は?結局のところ、自分は本当は何がしたいのか?

自分でしっかりわかっていないと、旅行もただの移動になってしまうでしょう。

これは、複数人であっても、1人であっても同じ。
自分のしたい事をハッキリ自覚し、実行して、叶える。こうした経験が増えれば、疲労感は減ると思います。

疲れるのは必然。予定を空ける。

旅行には、未知の場所(情報)との遭遇や、未知の場所での移動が必ず伴います。

刺激が多くて疲れるのは当たり前。脳の情報処理という点でも、身体的な疲労でも、多少の疲労は避けられません。

疲れて寝ている女の子

オススメするのは、旅行の前後にあまり予定を詰め過ぎないこと。

後ろ、即ち、旅行から帰ってきた日の翌日は、なるべく予定を入れないようにしましょう。体力を回復させ、日常のリズムを取り戻すための時間です。

また、実際、飛行機での旅行の場合、帰りの便で、悪天候などで予定の空港に着陸できないと、1泊予定外の場所で宿泊する事にもなったりします。

しかし、意外に見落としがちなのが、旅行の前。

旅行前に予定が沢山あると、疲労で当日旅行を楽しめないどころか、免疫力が下がって体調を崩し、帰宅困難になってしまう場合さえあります。

ですから、旅行の前日〜旅行の翌日は、出来るだけ予定を空けておきましょう。

余裕のある女性

 

計画を立てるのが面倒

旅行に計画を立てる事は必須です。時には、どうしようと思考が混乱する場合もあります。
要は、旅行の楽しみや楽しさよりも、面倒くささが上回っている状態です。
繰り返しになりますが、自分の心と向き合う事が大事です。
もし、予約確定後に、心が上向かなくなったら、思い切ってキャンセルするのもありです。ただしキャンセル料に注意しましょう。
予約時には、キャンセル料発生が直前のホテルやプランにしておきましょう。
少し割高になりますが、あえて当日券などを利用するのも手だと思います。

忙しくて考える余裕がない

旅行には、目的地選び、予算、交通手段、日程、持ち物など、意外に考える事が沢山あります。
頭が混乱している女性

そのため、まとまった時間が必要という場合も。

じっくり考えられる余裕がない場合は、まずは日常生活の中で、時間と心の余裕を作るようにしましょう。

そうして、日頃から、〇〇に行きたいなとアンテナを貼ったり、どこかにメモしておきます。

旅行会社からキャンペーンやセールが発表されたらすぐ対応できる、ぐらいの余裕があるといいですね。

あえて目的も計画もない旅行も

“目的も計画も何も決めず行ってみる”、という目的の旅行があっても良いと思います。

何気ない風景の中をただ歩く女性

ただいつもと違う風景を歩き周ってみるだけでも、心がとてもスッキリする事もあります。
その場合は、交通手段だけ安くしておくと、現地で使えるお金が多くて良いです。
青春18切符や、1日乗車券、1日レンタサイクルなど、利用してみましょう。

普段の身の回りを散歩

歩き周るだけでも心がスッキリ、と書きましたが、身の回りを散歩するのも良いと思います。
意識を変えれば、見える景色も変わってきます。
日常を再発見してみましょう。

テーマを決めて歩く

日常の身の回りでも、旅行先でも、何かテーマを決めて歩いてみるのがオススメです。

衣服、車、住まい、食、等々。。

ご自分が意識の赴くまま、興味のあるもので構いません。
何か気づきがあったり、自分自身の独特な思考に気づいたりもするでしょう。

まとめ

旅行は、自分のために行うもの。
後悔しないように、行ってみたいと思う場所、行きたい所は、出来る限り行ってみた方が良いと思います。
節約して行う旅行に興味がある方は、こちらもお読みください。
最後までお読み頂きありがとうございました!